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群書類従版木について

群書類従版木

形状

よこ470mm×たて230mm
厚さ15mm 重さ1.5kg

版木枚数 17,244枚 ※裏・表両面堀りであるから約34,000ページ分
字体 草書・楷書
文字数 10行×20文字×2段=400文字
版木材 山桜(ヤマザクラ)

<版木材について>

山桜性質は、切削りが容易で、文字行面がきれいに仕上がることや、墨との着色性に優れ、時間が経つに従って硬く丈夫になることで狂いが少なく、なおかつ耐久性がある。したがって、江戸時代の浮世絵や書籍印刷用の版木にはこの山桜が主に使用された。

<版木の工夫>

『群書類従』版木(国・重要文化財)には、保存のためにある工夫がされている。版木の両サイドには「はしばみ」(端喰)が取り付けられている。これは、版木同士が重なってもお互いの文字面が接して、キズつかないようにとの工夫がなされている。

さらに本核端喰(ほんざねはしばみ)や蟻型端喰(ありがたはしばみ)とありがたはしばみいった、特殊な切り方をして溝をつくり、版木本体と添え木をしっかりと固定する方法がとられている。このようにすることで版木のゆがみ、そり、ひび割れから守ったのである。

 

 

<版木の文字数>

版木の文字数については、黄檗版鉄眼一切経が縦一列で20文字、横10行と定めた。その後、塙保己一は版木一面の文字数を横10行・縦20文字・2段として、400文字詰様式にした。これが原稿用紙の起源といわれている。